GREETING 会長挨拶

高木 孝介
でも、やるんだよ
~魅せろ!BANSYU HAMANOTE STYLE~
 高砂商工会議所青年部(高砂YEG)は、一昨年の設立40周年記念事業、そして昨年度は兵庫県商工会議所青年部連合会第12回会員大会を高砂主管として成し遂げてまいりました。これら2つの大きな事業を成功させることができたのは、メンバー一人ひとりの力はもちろんのこと、先輩諸兄姉が長年にわたり紡ぎ、守り続けてこられた想いと伝統の積み重ねがあってこそです。改めて、心より感謝申し上げます。
 
 この大きな節目を越えた今、私たちは次の一歩を踏み出す段階に立っています。これからの高砂YEGは、私たち自身が何を信じ、どこへ向かって歩んでいくのか。その姿勢と覚悟が、今まさに問われています。  そこで私は、本年度のスローガンとして「でも、やるんだよ ~魅せろ!BANSYU HAMANOTE STYLE~」を掲げました。
 この言葉は、私が5年のYEGの活動で体感して経験そのものを表しています。「本業で忙しい中でのYEG活動、経験不足への不安、そして先が見えない中での挑戦。本当にできるのか」また、「意味があるのか」と迷う場面は、これまでも何度もありました。それでも悩みながらも、「でも、やるんだ」と自分に言い聞かせ、仲間と共に一歩を踏み出してきました。

 完璧でなくてもいい。正解でなくてもいい。必要かどうかを考え続けるよりも、自分たちがやるべきだと思うことを、まずやってみる。この姿勢こそが、今、私たち高砂YEGにとって大切にすべき価値観だと考えています。
 挑戦には、ワクワクと同時に不安が必ずついてきます。諦めたくなることもあります。それでも、仲間がいるから前を向ける。仲間がいるから頑張れる。その積み重ねが、組織を、地域を、そして自分たち自身を前へ進めていくのだと、私は信じています。
 また、スローガンに掲げた「BANSYU HAMANOTE STYLE」には、播磨の浜手で生きてきた先人たちの心意気を込めました。荒波や逆風の中でも、商いと暮らしを守り続けてきたこの地域では、条件が整うのを待つよりも、理屈を並べるよりも、まず動くことが当たり前だったと思います。そして、困った時には自然と手を差し伸べ合う。その行動の文化こそが、播磨の浜手に受け継がれてきた精神です。高砂の誇れる文化としてこの地域の歴史が紡いできた「人」はかかせないと思っています。播磨の浜手で商いを営む私たちだからこそ、机上の理屈ではなく、現場で考え、行動し続けることができる。その姿勢を、これからのYEG活動の中でも大切にしていきたいと考えています。
 
 結びになりますが、一つひとつの挑戦や行動、迷いや葛藤のすべてが、私たち自身を鍛え、成長させ、必ず自社業へと返ってくると信じています。そしてその積み重ねが、やがて地域の力になっていく。私はこの循環こそが、YEG活動の本当の価値だと考えています。思い通りにいかないこともあります。悩み、立ち止まりそうになる瞬間もあるでしょう。それでも、播磨の浜手で商いを営む私たちは、条件が整うのを待つのではなく、仲間を信じ、動いてまいります。
 会長として、そして一人の高砂YEGメンバーとして、動き、悩み、仲間と共に先頭に立ってこの一年間を駆け抜けてまいります。一年間、どうぞよろしくお願いいたします。
 
令和8年度会長 高木 孝介