- もっと meet YEG~会って、繋いで、分かち合う~
- 本年度、高砂商工会議所青年部(以下、高砂YEG)が創立40周年を迎えます。
創立から今日に至るまで、例会や市民向けの事業、キャンドルカフェの企画・運営、各地域の活動においても様々な行事の開催・参加をしてきました。私がこれらの高砂YEG活動に参加し続けてきて一番感じたことは「仲間との交流」がいかに大事かということです。これは多くの仲間も感じてきたことだと思います。
この数年で多くの先輩諸兄姉が卒業され、多くの新入会員が入会しましたが、新型コロナウィルス感染症の影響で活動の中止や縮小を余儀なくされ、全てのメンバーが高砂YEGの活動に参加している実感が湧かなかったことでしょう。一昨年度より本格的に活動が再開されたものの、入会年度の浅いメンバーや今までなかなか参加が叶わなかったメンバーは、未だ本来の高砂YEGの活動を認識出来なかったり、どのようなメンバーが所属しているのかを知らない状況です。YEGの活動目的に交流と研鑚がありますが、それを体験することで今以上に充実したYEG活動を自分達で作り出す事ができます。
より多くのメンバーにそんな機会を体験してもらいたいとの想いから、今年度のスローガンを「もっと meet YEG」と掲げました。
どんな事をするにも、楽しくなければ続かないと私は考えます。また、そのためには、各々が会い、お互いを知り、そして体験を分かち合うことが重要です。高砂YEGが40年も活動し続けてこられたのは、活動の中に「楽しさ」があり、共に活動する「仲間がいた」からです。活動の記録を見るとみんなの笑顔の写真が溢れ、当時の話をすると思い出話が尽きません。多くのメンバーが仲間と作る楽しさを感じられる活動を続けていけば、この先、50年60年と、未来に向かっていけると私は確信しています。本年は全メンバーに「仲間の大切さ」を実感してもらえるように、人と人、会社と会社がつながれるような活動を進めていきます。さらに、初の女性会長として会員の目標となれるよう努める他、女性活躍推進として、次代へと続く女性リーダーを育んでいきます。
また、高砂YEGに加入を考えている方にも活動の楽しさを伝え、理解していただくことにもなり、新たな仲間が増え、高砂YEGがさらに発展していくことにも繋がります。
活動を続けていくためには、多くの仲間が必要です。近年では少子高齢化問題と人口構成の変化により、地域を担う人財が減少傾向にありますが、それでも高砂市には多くの事業所があり会員対象となる方々が多くいらっしゃいます。
そうした方々に、これまでの事業内容や万灯祭などの地域イベントへの協力等、高砂YEGが取り組む具体的な活動内容を伝え、それぞれの会員が得た「魅力」を会員自身の言葉で伝えていく必要があります。楽しさを持って、YEGの良さを伝えていくことで人と人が繋がり、仲間が増え、そしてより楽しい活動ができるようになると考えます。
結びになりますが、活動を楽しむことは、とても大切なことですが、楽しむためには多くの苦労が生じます。ただ会員の皆さまには、その苦労を乗り越えたからこそ感じられる「楽しさ」を感じていただきたいです。
必ず、その先に笑顔があり、成長があり、仲間との絆があります。活動できて良かった、学んで良かったと、仲間達といつまでも語り合えるようになりましょう。そして、みんなで楽しみを分かち合いましょう!
令和6年度会長 向井 瞳